お知らせ
内閣府が発表する情報では、2007年から2016年までの10年間に全国の市町村の97%で1回以上の水害が発生しているとのことです。大きな被害が生じた水害と言えば、2019年の台風19号によりもたらされた関東地区の被害、2020年の熊本の豪雨災害が記憶に新しいところです。
どこにでも起こりえる水害に対する対策として、今や「止水板」または「防水板」という製品が、有事の有効な対策設備として、広く検討されるようになっています。皆さんも、ビルの入り口、地下街への入り口など、身近なところにも設置されているのを目にするようになってきているのではないでしょうか。
止水板は、メーカーによっては防水板と呼んだりもしますが、ゲリラ豪雨や台風による大雨などで周辺が冠水し、ビル・工場・地下の入り口を通じて水が内部に流れ込むのを防ぐために設置する板の総称です。
建物への水の侵入を防ぐという目的では、土のう袋を建物の入り口などに設置する事が一番安価で簡便なやり方です。 ただし、災害発生時(もしくは発生前)に土のう袋に土を詰め込む作業はかなりの時間と労力が必要となります。また、止水性についてもそれほど高くないのが難点です。その上で出入口の止水・浸水防止を目的とした土のう袋に替わる装置として、多くのメーカーが提案しているのが止水板になります。止水板は、樹脂製のものからステンレス・アルミなどの金属製、手動式のものから浮力式・電動式のものまで多種多様なタイプが存在します。 またその機能性・止水性も様々で完全防水を謳うものもあれば、止水性を追及するよりもとりあえず流入の勢いを落とすのが主な目的のものもあります。いずれにしても機能性・止水性を高めようとすれば、それに比例して導入コストも高くなります。 このような理由から全ての現場においてこれが一番良いという製品はなく、やはり、場所・用途によって適当・適切な止水板を、選択していただく必要があります。
それぞれの場所において、用途・目的によって最適な対策設備が何であるか、検討する必要があります。 コストをかけたくないし、ある程度の漏水があっても問題ないというお客様であれば、土のう袋もしくは、簡易的な樹脂製の止水板でもよいと思います。 しかし守りたい資産がどれだけの価値があるのかを確認頂き、屋内施設・設備に対して浸水した場合、多額の損害が見込まれる、水の侵入をしっかり止める必要がある場所であれば、高性能の止水板を選定すべきです。
数ある止水板の中でも、当社が提供する止水板「ウォーターシャッター」は、水門メーカーとして長年の経験と実績を基に開発され、止水性と機能性にこだわった製品です。脱着式止水板のカテゴリでは高性能な部類の止水板となり、浸水想定高が2mに迫るような地域や、大事な設備・機械がある重要なビル・工場の入り口で、特に威力を発揮します。
脱着式止水板「ウォーターシャッター」は浸水を間際でしっかりと止め、お客様の重要な資産を守ります。
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