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お知らせ

「震災対策技術展 横浜」に出展しました。

2020年パシフィコ横浜にて開催された「震災対策技術展」にて手動脱着式止水板「ウォーターシャッター」を出展しました。新型コロナウイルス感染の懸念がある時期でもあり、全体の来場者は比較的少な目でしたが、官公庁の方、マンション管理会社の方、工場管理者の方など水害対策に関心の高い多くの方が当社ブースに来場頂きました。

他の止水板メーカーも数社出展されている中で、当社のブースにご来場いただいた方からよく質問頂いたのが、「他と何が違うのか」「本当に水が止まるのか?」で、お客様としても大きな関心を持たれた点でした。
当社ブースでは、製品性能を分り易く説明し、他社との比較ができるように、ブース内に1mx1mの試験水槽を用意しました。一辺に止水板「ウォーターシャッター」を取り付け、その中に水を張ることでその止水性能をお客様に確認頂きました。

実際、この試験水槽における当社の浸水対策用アルミ脱着式止水板「ウォーターシャッター」の漏水量は、ごくわずかにじみ出る程度でした。展示期間中、夜間含め丸2日間水を張り続けても、一時間あたり5cc程度で、スプーン一杯程度、24時間でもコップ一杯程度の漏水量となり、高い止水性を実証しました。

ちなみに、止水板の止水性能について明確な基準があるのかというと、脱着式止水板においては明確な止水基準は現状ありません。ただしドア型・シャッター型の浸水防止用設備鋼製部材(防水扉・防水シャッター)における、浸水防止性能についての規格(JIS A 4716)があり、それを参照して、当社の「ウォーターシャッター」の止水性能をお伝えしています。当規格では漏水量を6段階に分けて、Ws-1からWs-6までの等級を定めています。漏水量が0.2㎥/(h・㎥)以下であれば浸水防止性能をもつ製品とされ、Ws-1相当となり、Ws-2、Ws-3にいくにつれ止水基準が高く無し、最も高いWs-6の規格では、漏水量が0.001㎥/(h・㎥)以下とされています。

多くの他メーカーは、JISA471の等級の中でWs-2からWs-4の基準の止水板を取り扱っている中、当社製品は等級Ws-6の性能基準を大きく上回る性能を誇っています。ウォーターシャッターは抜群の止水性能を発揮することから、官公庁や、電気・ガス・地下鉄など公共性の高い設備、高価な機械が置かれている工場などにおいて、最適な止水板と言える製品として皆さまに評価頂いています。

ご来場いただいてお客様にもその点を納得頂きましたが、更に詳しく確認したい方、様々な環境でどうなるか知りたい方は、当社の試験研究センターにおいて、大型の試験水槽を使ったより現実に近い状況での止水試験をお見せすることも可能となっています。もし興味がありましたら、当社ホームページより見学の申込も承っておりますので、お気軽にお問合せください。

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