お知らせ
2023年に発生した自然災害の中でも「大雨」による被害が多かった。
・2023年6月2日から3日にかけて発生した大雨(人的被害57名、住家被害10,276件)
西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨となり、高知県、和歌山県、奈良県、三重県
愛知県、静岡県では線状降水帯が発生。1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降り、1時間の
降水量が観測史上1位の値を更新した地点がありました。また。降り始めからの雨量は
東海地方で500ミリを超えたほか、四国地方、近畿地方。関東地方でも400ミリを超え
平年の6月の月降水量の2倍を超えた地点もありました。
・2023年6月28日から発生した大雨(人的被害30名、住家被害8,020件)
6月28日から7月16日までの総降水量は大分県、佐賀県、福岡県で1,200ミリを超えた
ほか、北海道地方、東北地方、山陰および九州地方(山口県を含む)で7月の平年の月降水量
の2倍を超えた地点がありました。またこの期間は大気の状態が不安定となり、北日本から
西日本のところどころで発達した積乱雲による突風の被害が発生した日がありました。
・7月15日から発生した大雨(人的被害6名、住家被害6,966件)
東北地方に梅雨前線が停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で
前線の活動が活発となり、東北地方の北部を中心に大雨となりました。秋田県の複数の地点で
24時間の降水量が観測史上1位の値を更新したほか、総降水量は秋田県の多い所で400ミリ
を超え、秋田県や青森県では平年の7月の月降水量を大きく上回る記録的な大雨となりました。
2023年6月から7月にかけて活発化した大雨の原因は、
梅雨前線の活動が活発化し、太平洋側の地域や九州北部地方で線状降水帯が発生、梅雨前線に
向かって水蒸気が大量に供給され、積乱雲が発生・発達したためです。
温暖化の進展に伴い、かつて経験したことのない雨量が身近となっています。風水害を
「人ごと」とせず、「自分ごと」として備えていくことが今求められています。
自然災害の増加が理由で火災保険料が2024年度から値上げ予定
こうした自然災害の増加を受け、自然災害による保険料の支払いが増加しているため
2024年度を目処に火災保険料が改定される見通しです。今回の料率の改定は、2014年以降
最大となる全国平均で13.0%の引上げとなり、各社の火災保険料に順次反映される見込みです。
また、これまで全国一律であった火災保険の水災料率が細分化され、水災リスクが最も低い
「1等地」から最も高い「5等地」の5つに区分され、水災リスクが高いエリアにお住まいの
方は火災保険料が値上げとなる可能性があるため、居住エリアの自然災害リスクを正しく把握し
補償内容について適切な選択や見直しを行うことが重要です。
浸水対策をご検討下さい
自然災害の中でも水害はある程度事前に察知することができる災害です。台風や大雨の予報が
発令された時に、速やかに対策ができる脱着式の止水板は大きく効果を発揮します。
従来の土のうに比べ、止水性能や労力も大幅に向上することが見込まれ近年では公共施設や民間工場、
マンションや個人住宅で多く採用いただいています。
事業継続のリスクや資産を守るためにも、浸水対策について疑問点や質問がございましたら
お気軽にご相談することから始めてみてください。
当社では日本全国対応しており、担当の営業が現地調査からお見積りの対応、止水板の設置、施工
まで責任をもって対応させていただきます。
是非一度お問合せ下さい。
PAGE
TOP