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お知らせ

【施工事例の紹介:災害拠点病院 救急搬送口】

以前ご紹介した、千葉県鴨川市にある災害拠点病院「亀田総合病院様」での脱着式止水板(ウォーターシャッター)設置工事について、今回は追加の施工事例をご紹介いたします。

 

病院内の各建物出入口15箇所におよぶ止水板設置の中でも特に対応が求められたのが、救急搬送口への設置でした。

 

この出入口は365日・24時間体制で運用されており、救急車からストレッチャーでの患者搬送が常に行われる重要な導線です。そのため、通常の出入口とは異なり、施工のタイミングや手順に特別な配慮が必要となりました。

 

事前に病院ご担当者様と詳細なヒアリングを行い、比較的救急搬送が少ない曜日・時間帯を把握。そのスケジュールに沿って、止水板の設置作業を計画しました。実際の施工中も救急搬送が数回発生しましたが、安全・衛生・プライバシーに配慮し、作業を一時中断・再開しながら柔軟に対応いたしました。

 

【安全性確保の工夫】段差のない受け枠の施工方法

また、設計段階で重要視されたのが、止水板の下部に段差を作らないことでした。これは、ストレッチャーでの患者搬送時に安全を確保するための必須条件です。

 

従来のように下部フレームを斫って埋め込む施工方法では作業時間がかかり、救急搬送口への設置には適していません。そこで弊社がご提案したのは、既設の滑り止めマットを切り欠いた部分に、同程度の厚みの下部プレートを設置する方法です。

 

この方法により、段差の解消と作業時間の短縮を同時に実現。現場状況に最適な取り付け方法としてご採用いただきました。

 

今後も弊社では、現場の運用状況やご要望に応じた柔軟な製品選定・施工方法のご提案を通じて、安全で確実な止水対策をサポートしてまいります。

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