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止水板

大型連休(GW)における止水板の扱い方について

大型連休(GW)は「対応が遅れやすい時期」

ゴールデンウィーク(GW)というと、旅行や帰省のイメージが強いですが、建物管理の視点で見ると、少し気をつけたい時期でもあります。人の出入りが減ったり、管理する人が不在になったりすることで、いざという時の対応が遅れやすくなるからです。

見落とされがちな「脱着式止水板」

ここで意外と見落とされがちなのが「脱着式止水板」の扱いです。
脱着式止水板は、大雨や台風のときに出入口に取り付けて水の侵入を防ぐ設備です。普段は外して保管しておけるので邪魔にならず、後付けもしやすいことから、店舗やビルの入口、地下階段の前などでよく使われています。ただし便利な反面、「人が動かないと意味がない設備」でもあります。

「人がいない」と使えないリスク

たとえばGW中。オフィスは休業、担当者も不在、鍵のかかった倉庫に止水板が保管されている──こうなると、急な大雨が来ても設置できません。最近はGWの時期でも、短時間で一気に降る雨が増えているので、「この時期は大丈夫」とは言い切れないのが現実です。

連休前に確認しておきたいポイント

だからこそ、連休前に一度だけでも確認しておくと安心です。

保管場所はすぐ取り出せるか

まずは保管場所。すぐ取り出せる場所にあるか、鍵は誰が管理しているのか。意外と「どこに置いたか分からない」というケースもあります。使うときに探しているようでは間に合いません。

設置方法は誰でも分かるか

次に設置方法。これも一度やってみると分かりますが、製品によっては少しコツが必要です。普段触っていない人だと、思った以上に時間がかかることもあります。写真付きの簡単な手順書を置いておくだけでも、かなり違います。

設置の判断基準は決まっているか

それから、「いつ設置するか」を決めておくことも大切です。例えば「大雨警報が出たら設置する」といったように、判断の基準をあらかじめ決めておくと迷いません。現場で毎回判断するのは意外と難しいものです。

止水板の状態は問題ないか

もう一つ見ておきたいのが、止水板そのものの状態です。ゴムのパッキンが傷んでいたり、歪みが出ていたりすると、せっかく設置しても隙間から水が入ってしまいます。長く使っていない場合ほど、一度チェックしておいた方が安心です。

確認するのはこの3つだけ

こうしたことを並べると少し面倒に感じるかもしれませんが、やることはそれほど多くありません。
「出せるか」「付けられるか」「ちゃんと使えるか」の3つを確認するだけです。

「使える状態」が最も重要

建物の防水対策というと、性能の高い設備を入れることに目が向きがちですが、実際には「使える状態になっているか」が一番大事です。特に脱着式止水板は、そこがそのまま効果に直結します。

連休前のひと手間がリスクを下げる

GWは人の動きが普段と変わる分、こうした“抜け”が出やすいタイミングです。逆に言えば、連休前に少しだけ意識しておけば、それだけでリスクを下げることができます。

大げさなことをする必要はありません。連休に入る前に一度、「うちの止水板、ちゃんと使えるかな」と確認してみる。それだけでも十分意味があります。

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